生地の話
ミニ裏毛と裏毛ニットのちがいのお話
こんにちは。かずなです。
今回はミニ裏毛と裏毛ニットのちがいについてご説明します!
裏毛ニットといえば「裏毛=スウェット」という風にわりと想像がつきやすいかなと思います。
だれでも1度は着たことがあるトレーナー、そうあれです(笑)
では、ミニ裏毛で作られたお洋服にどんなものがあるか ぱっと思いつきそうでしょうか。
お店で買った洋服でミニ裏毛で作られたものってあったかな?と一瞬考えちゃいますよね。
わたしも「ミニ裏毛」と手に取る前は考えちゃいました(笑)
でも、洋服を意識してみてみると思いのほか、ミニ裏毛で作られたお洋服って多いんです。
春や秋のカットソーやニットパンツなど。
わたしもお気に入りのルームウェアがミニ裏毛だったときにはびっくりしました。
「毎日着てた!」って。
よかったら皆さんも探してみてくださいね。
それでは、ミニ裏毛と裏毛のちがいについて書きますね!
裏毛とミニ裏毛を並べてみました。
写真をぱっと見ただけだと似ていて分かりにくいですよね。
もっと写真をアップにしてみましょう~!
うーん、まだそっくり(笑)
実はよく見るとループの大きさがちがうんです。
裏毛は太い糸で大きいループ、ミニ裏毛は細い糸で小さいループで作られています。
生地によって糸の細い太いなど生地を編むときに使う糸はちがってくるのですが、
今回は「みんなの裏毛」と「みんなのミニ裏毛」を並べて比較してみました!
裏毛はループが太いぶん厚みがでます。そのぶん保温性がでて寒い季節に重宝します。
ミニ裏毛はループが細いぶん裏毛と比べて薄くなります。
保温性は裏毛と比べると低くなりますが、スウェットでは暑くTシャツではまだ寒い、
というときの体温調節がむずかしい時期に大活躍します。
夏もノースリーブやハーフパンツなど透けると困るけど、1枚で着たいアイテムなんかに仕立ててもいいですよ!
それぞれの生地が活躍する季節を表にまとめてみました。
天竺ニットの話は今回はないのですが、比較のため掲載してみました。
お住まいの地域などによってもちがってくるかと思いますが、ご参考になれば嬉しいです。